きさま!見ているなッ!!

【Oracle】RMANによる増分バックアップ計画

  • 2019-10-10
  • 2019-10-10
  • Oracle

RMAN では、以前のバックアップ以降に変更されたデータファイル・ブロックのみをバックアップする増分バックアップを行うことができます。増分バックアップを行うことでバックアップ時間の短縮、リカバリ領域の節約などのメリットがあります。

また、増分バックアップには、下記の 2 タイプがあります。

タイプバックアップ対象リカバリ方法
累積増分バックアップレベル0の最新バックアップ以降に変更されたすべてのブロック最新の累積増分バックアップを1つのみ適用
差分増分バックアップレベル1またはレベル0の最新バックアップ以降に変更されたすべてのブロックリストアされたデータファイル・バックアップ以降のすべてのレベル1の差分増分バックアップを適用

今回は、増分バックアップのデフォルトである差分増分バックアップを実施します。パフォーマンス向上のため、バックアップの最適化とブロック・チェンジ・トラッキングの有効化も行います。

環境

・環境情報

OSRDBMS
CentOS 7.6Oracle Database 12c R2 Enterprise Edition

・CDB 情報

データベース名CDB1
データベースタイプ単一インスタンス
アーキテクチャマルチテナント
データベース記憶域ローカル・ストレージ
高速リカバリ領域ローカル・ストレージ
UNDOモードローカル
データベース・ログ・モードアーカイブ・モード

・PDB 情報

PDB名PDB1
PDBローカル管理者PDB1ADM
PDBのデータファイルの場所/u01/app/oracle/oradata/pdb1/

PDB の作成については、こちらの記事をどうぞ。

差分増分バックアップ

アーカイブ・モードの確認

$ sqlplus / as sysdba

SQL*Plus: Release 12.2.0.1.0 Production on 火 10月 8 23:39:15 2019

Copyright (c) 1982, 2016, Oracle.  All rights reserved.



Oracle Database 12c Enterprise Edition Release 12.2.0.1.0 - 64bit Production
に接続されました。
SQL> 
SQL> show con_name

CON_NAME
------------------------------
CDB$ROOT

SQL> 
SQL> archive log list
データベース・ログ・モード     アーカイブ・モード
自動アーカイブ                 有効
アーカイブ先                    USE_DB_RECOVERY_FILE_DEST
最も古いオンライン・ログ順序   60
アーカイブする次のログ順序    62
現行のログ順序               62
SQL> 
SQL> show parameter db_recovery_file_dest

NAME                                 TYPE                              VALUE
------------------------------------ --------------------------------- ------------------------------
db_recovery_file_dest                string                            /u01/app/oracle/flash_recovery_area
db_recovery_file_dest_size           big integer                       20G

SQL> 

アーカイブ・モードと高速リカバリ領域を確認します。

初期化パラメータ説明
DB_RECOVERY_FILE_DESTリカバリ領域の場所
DB_RECOVERY_FILE_DEST_SIZEリカバリ領域で使用されるデータの最大格納量

バックアップの最適化

すでにバックアップされているファイルと同じファイルのバックアップをスキップさせるため、バックアップの最適化を構成します。

$ rman target /

Recovery Manager: Release 12.2.0.1.0 - Production on 火 10月 8 23:41:39 2019

Copyright (c) 1982, 2017, Oracle and/or its affiliates.  All rights reserved.

ターゲット・データベース: CDB1 (DBID=992440531)に接続されました

RMAN>

RMANコマンドを使用して、OS認証でログインします。リスナー経由でもログインできます。

RMAN> show backup optimization;

db_unique_name CDB1のデータベースにおけるRMAN構成パラメータ:
CONFIGURE BACKUP OPTIMIZATION OFF; # default

RMAN> 

デフォルトは、CONFIGURE BACKUP OPTIMIZATION が OFF のため、バックアップの最適化は構成されていません。

RMAN> configure backup optimization on;

新しいRMAN構成パラメータ:
CONFIGURE BACKUP OPTIMIZATION ON;
新しいRMAN構成パラメータが格納できました

RMAN> 

RMAN> show backup optimization;

db_unique_name CDB1のデータベースにおけるRMAN構成パラメータ:
CONFIGURE BACKUP OPTIMIZATION ON;

RMAN> 

CONFIGURE BACKUP OPTIMIZATION を ON に変更し、バックアップの最適化を構成します。

ブロック・チェンジ・トラッキングの有効化

ブロック・チェンジ・トラッキングを有効化するとブロック・チェンジ・トラッキング・ファイルを使用して、増分バックアップ用に変更されたブロックを識別できるようになります。そのため、バックアップ中にデータファイル全体をスキャンする必要がなくなるので、パフォーマンス向上に繋がります。

ブロック・チェンジ・トラッキング・ファイルは、最新8つのバックアップに対応するブロック・チェンジ・データを保持することができます。増分バックアップを計画する際には、この制限を考慮する必要があります。

SQL> col status for a10
SQL> col filename for a50
SQL> SELECT status, filename FROM v$block_change_tracking;

STATUS     FILENAME
---------- --------------------------------------------------
DISABLED

SQL> 

デフォルトでは、ブロック・チェンジ・トラッキングは無効になっています。

SQL> ALTER DATABASE ENABLE BLOCK CHANGE TRACKING USING FILE '/u01/app/oracle/oradata/cdb1/cdb1_chg_track.f' REUSE;

データベースが変更されました。

SQL> 

ブロック・チェンジ・トラッキング・ファイルを指定して、有効化しています。REUSE は、既存ファイルを上書きするオプションです。

SQL> SELECT status, filename FROM v$block_change_tracking;

STATUS     FILENAME
---------- --------------------------------------------------
ENABLED    /u01/app/oracle/oradata/cdb1/cdb1_chg_track.f

SQL> 

ブロック・チェンジ・トラッキングが有効化されています。

差分増分バックアップ実施

差分増分バックアップでは、まず、レベル0のバックアップを作成します。その後、レベル1の差分バックアップを作成していきます。

RMAN> BACKUP INCREMENTAL LEVEL 0 DATABASE;

backupを19-10-08で開始しています
チャネルORA_DISK_1の使用
チャネルORA_DISK_1: 増分レベル0のデータファイル・バックアップ・セットを開始しています
チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットにデータファイルを指定しています
入力データファイル ファイル番号=00001 名前=/u01/app/oracle/oradata/cdb1/system01.dbf
入力データファイル ファイル番号=00007 名前=/u01/app/oracle/oradata/cdb1/users01.dbf
入力データファイル ファイル番号=00003 名前=/u01/app/oracle/oradata/cdb1/sysaux01.dbf
入力データファイル ファイル番号=00005 名前=/u01/app/oracle/oradata/cdb1/undotbs01.dbf
チャネルORA_DISK_1: ピース1 (19-10-08)を起動します
チャネルORA_DISK_1: ピース1 (19-10-08)が完了しました
ピース・ハンドル=/u01/app/oracle/flash_recovery_area/CDB1/backupset/2019_10_08/o1_mf_nnnd0_TAG20191008T235800_gss8zrqr_.bkp タグ=TAG20191008T235800 コメント=NONE
チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットが完了しました。経過時間: 00:00:15
チャネルORA_DISK_1: 増分レベル0のデータファイル・バックアップ・セットを開始しています
チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットにデータファイルを指定しています
入力データファイル ファイル番号=00013 名前=/u01/app/oracle/oradata/pdb1/users01.dbf
入力データファイル ファイル番号=00014 名前=/u01/app/oracle/oradata/pdb1/usertbs01.dbf
入力データファイル ファイル番号=00011 名前=/u01/app/oracle/oradata/pdb1/sysaux01.dbf
入力データファイル ファイル番号=00012 名前=/u01/app/oracle/oradata/pdb1/undotbs01.dbf
入力データファイル ファイル番号=00010 名前=/u01/app/oracle/oradata/pdb1/system01.dbf
入力データファイル ファイル番号=00015 名前=/u01/app/oracle/oradata/pdb1/example01.dbf
チャネルORA_DISK_1: ピース1 (19-10-08)を起動します
チャネルORA_DISK_1: ピース1 (19-10-08)が完了しました
ピース・ハンドル=/u01/app/oracle/flash_recovery_area/CDB1/924B0C05583F0F21E0536538A8C0AC7D/backupset/2019_10_08/o1_mf_nnnd0_TAG20191008T235800_gss907xj_.bkp タグ=TAG20191008T235800 コメント=NONE
チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットが完了しました。経過時間: 00:00:08
チャネルORA_DISK_1: 増分レベル0のデータファイル・バックアップ・セットを開始しています
チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットにデータファイルを指定しています
入力データファイル ファイル番号=00008 名前=/u01/app/oracle/oradata/pdbseed/users01.dbf
入力データファイル ファイル番号=00009 名前=/u01/app/oracle/oradata/pdbseed/usertbs01.dbf
入力データファイル ファイル番号=00004 名前=/u01/app/oracle/oradata/pdbseed/sysaux01.dbf
入力データファイル ファイル番号=00006 名前=/u01/app/oracle/oradata/pdbseed/undotbs01.dbf
入力データファイル ファイル番号=00002 名前=/u01/app/oracle/oradata/pdbseed/system01.dbf
チャネルORA_DISK_1: ピース1 (19-10-08)を起動します
チャネルORA_DISK_1: ピース1 (19-10-08)が完了しました
ピース・ハンドル=/u01/app/oracle/flash_recovery_area/CDB1/9244C81101A57521E0536538A8C0E26D/backupset/2019_10_08/o1_mf_nnnd0_TAG20191008T235800_gss90hh1_.bkp タグ=TAG20191008T235800 コメント=NONE
チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットが完了しました。経過時間: 00:00:15
backupを19-10-08で終了しました

Control File and SPFILE Autobackupを19-10-08で開始しています
ピース・ハンドル=/u01/app/oracle/flash_recovery_area/CDB1/autobackup/2019_10_08/o1_mf_s_1021161518_gss90yrz_.bkp コメント=NONE
Control File and SPFILE Autobackupを19-10-08で終了しました

RMAN> 

BACKUP コマンドで「INCREMENTAL LEVEL 0」オプションを指定し、レベル0のバックアップを作成します。

RMAN> list backup;


バックアップ・セットのリスト
===================


BS Key  Type LV Size       Device Type Elapsed Time 終了時間
------- ---- -- ---------- ----------- ------------ --------
38      Incr 0  651.86M    DISK        00:00:11     19-10-08
        BPキー: 38   ステータス: AVAILABLE  圧縮: NO  タグ: TAG20191008T235800
        ピース名: /u01/app/oracle/flash_recovery_area/CDB1/backupset/2019_10_08/o1_mf_nnnd0_TAG20191008T235800_gss8zrqr_.bkp
  バックアップ・セット38のデータファイルのリスト
  File LV Type Ckp SCN    Ckp時間 Abs Fuz SCN Sparse Name
  ---- -- ---- ---------- -------- ----------- ------ ----
  1    0  Incr 1622068    19-10-08              NO    /u01/app/oracle/oradata/cdb1/system01.dbf
  3    0  Incr 1622068    19-10-08              NO    /u01/app/oracle/oradata/cdb1/sysaux01.dbf
  5    0  Incr 1622068    19-10-08              NO    /u01/app/oracle/oradata/cdb1/undotbs01.dbf
  7    0  Incr 1622068    19-10-08              NO    /u01/app/oracle/oradata/cdb1/users01.dbf

BS Key  Type LV Size       Device Type Elapsed Time 終了時間
------- ---- -- ---------- ----------- ------------ --------
39      Incr 0  336.85M    DISK        00:00:04     19-10-08
        BPキー: 39   ステータス: AVAILABLE  圧縮: NO  タグ: TAG20191008T235800
        ピース名: /u01/app/oracle/flash_recovery_area/CDB1/924B0C05583F0F21E0536538A8C0AC7D/backupset/2019_10_08/o1_mf_nnnd0_TAG20191008T235800_gss907xj_.bkp
  バックアップ・セット39のデータファイルのリスト
  コンテナID: 3、PDB名: PDB1
  File LV Type Ckp SCN    Ckp時間 Abs Fuz SCN Sparse Name
  ---- -- ---- ---------- -------- ----------- ------ ----
  10   0  Incr 1622076    19-10-08              NO    /u01/app/oracle/oradata/pdb1/system01.dbf
  11   0  Incr 1622076    19-10-08              NO    /u01/app/oracle/oradata/pdb1/sysaux01.dbf
  12   0  Incr 1622076    19-10-08              NO    /u01/app/oracle/oradata/pdb1/undotbs01.dbf
  13   0  Incr 1622076    19-10-08              NO    /u01/app/oracle/oradata/pdb1/users01.dbf
  14   0  Incr 1622076    19-10-08              NO    /u01/app/oracle/oradata/pdb1/usertbs01.dbf
  15   0  Incr 1622076    19-10-08              NO    /u01/app/oracle/oradata/pdb1/example01.dbf

BS Key  Type LV Size       Device Type Elapsed Time 終了時間
------- ---- -- ---------- ----------- ------------ --------
40      Incr 0  513.62M    DISK        00:00:10     19-10-08
        BPキー: 40   ステータス: AVAILABLE  圧縮: NO  タグ: TAG20191008T235800
        ピース名: /u01/app/oracle/flash_recovery_area/CDB1/9244C81101A57521E0536538A8C0E26D/backupset/2019_10_08/o1_mf_nnnd0_TAG20191008T235800_gss90hh1_.bkp
  バックアップ・セット40のデータファイルのリスト
  コンテナID: 2、PDB名: PDB$SEED
  File LV Type Ckp SCN    Ckp時間 Abs Fuz SCN Sparse Name
  ---- -- ---- ---------- -------- ----------- ------ ----
  2    0  Incr 1205992    19-09-11              NO    /u01/app/oracle/oradata/pdbseed/system01.dbf
  4    0  Incr 1205992    19-09-11              NO    /u01/app/oracle/oradata/pdbseed/sysaux01.dbf
  6    0  Incr 1205992    19-09-11              NO    /u01/app/oracle/oradata/pdbseed/undotbs01.dbf
  8    0  Incr 1205992    19-09-11              NO    /u01/app/oracle/oradata/pdbseed/users01.dbf
  9    0  Incr 1205992    19-09-11              NO    /u01/app/oracle/oradata/pdbseed/usertbs01.dbf

BS Key  Type LV Size       Device Type Elapsed Time 終了時間
------- ---- -- ---------- ----------- ------------ --------
41      Full    17.20M     DISK        00:00:00     19-10-08
        BPキー: 41   ステータス: AVAILABLE  圧縮: NO  タグ: TAG20191008T235838
        ピース名: /u01/app/oracle/flash_recovery_area/CDB1/autobackup/2019_10_08/o1_mf_s_1021161518_gss90yrz_.bkp
  SPFILEも含まれます: 修正時間: 19-10-08
  SPFILE db_unique_name: CDB1
  含まれている制御ファイル: Ckp SCN: 1622096      Ckp時間: 19-10-08

RMAN> 

RMAN> list backup summary;


バックアップのリスト
===============
Key     TY LV S Device Type 終了時間 #Pieces #Copies Compressed Tag
------- -- -- - ----------- -------- ------- ------- ---------- ---
38      B  0  A DISK        19-10-08 1       1       NO         TAG20191008T235800
39      B  0  A DISK        19-10-08 1       1       NO         TAG20191008T235800
40      B  0  A DISK        19-10-08 1       1       NO         TAG20191008T235800
41      B  F  A DISK        19-10-08 1       1       NO         TAG20191008T235838

RMAN> 

LIST コマンドでレベル0のバックアップが作成されていることを確認します。

RMAN> BACKUP INCREMENTAL LEVEL 1 DATABASE;

backupを19-10-09で開始しています
チャネルORA_DISK_1の使用
チャネルORA_DISK_1: 増分レベル1のデータファイル・バックアップ・セットを開始しています
チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットにデータファイルを指定しています
入力データファイル ファイル番号=00001 名前=/u01/app/oracle/oradata/cdb1/system01.dbf
入力データファイル ファイル番号=00007 名前=/u01/app/oracle/oradata/cdb1/users01.dbf
入力データファイル ファイル番号=00003 名前=/u01/app/oracle/oradata/cdb1/sysaux01.dbf
入力データファイル ファイル番号=00005 名前=/u01/app/oracle/oradata/cdb1/undotbs01.dbf
チャネルORA_DISK_1: ピース1 (19-10-09)を起動します
チャネルORA_DISK_1: ピース1 (19-10-09)が完了しました
ピース・ハンドル=/u01/app/oracle/flash_recovery_area/CDB1/backupset/2019_10_09/o1_mf_nnnd1_TAG20191009T000001_gss93lb2_.bkp タグ=TAG20191009T000001 コメント=NONE
チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットが完了しました。経過時間: 00:00:01
チャネルORA_DISK_1: 増分レベル1のデータファイル・バックアップ・セットを開始しています
チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットにデータファイルを指定しています
入力データファイル ファイル番号=00013 名前=/u01/app/oracle/oradata/pdb1/users01.dbf
入力データファイル ファイル番号=00014 名前=/u01/app/oracle/oradata/pdb1/usertbs01.dbf
入力データファイル ファイル番号=00011 名前=/u01/app/oracle/oradata/pdb1/sysaux01.dbf
入力データファイル ファイル番号=00012 名前=/u01/app/oracle/oradata/pdb1/undotbs01.dbf
入力データファイル ファイル番号=00010 名前=/u01/app/oracle/oradata/pdb1/system01.dbf
入力データファイル ファイル番号=00015 名前=/u01/app/oracle/oradata/pdb1/example01.dbf
チャネルORA_DISK_1: ピース1 (19-10-09)を起動します
チャネルORA_DISK_1: ピース1 (19-10-09)が完了しました
ピース・ハンドル=/u01/app/oracle/flash_recovery_area/CDB1/924B0C05583F0F21E0536538A8C0AC7D/backupset/2019_10_09/o1_mf_nnnd1_TAG20191009T000001_gss93mg7_.bkp タグ=TAG20191009T000001 コメント=NONE
チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットが完了しました。経過時間: 00:00:01
チャネルORA_DISK_1: 増分レベル1のデータファイル・バックアップ・セットを開始しています
チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットにデータファイルを指定しています
入力データファイル ファイル番号=00008 名前=/u01/app/oracle/oradata/pdbseed/users01.dbf
データファイル00008は、変更がないためスキップします
入力データファイル ファイル番号=00009 名前=/u01/app/oracle/oradata/pdbseed/usertbs01.dbf
データファイル00009は、変更がないためスキップします
入力データファイル ファイル番号=00004 名前=/u01/app/oracle/oradata/pdbseed/sysaux01.dbf
データファイル00004は、変更がないためスキップします
入力データファイル ファイル番号=00006 名前=/u01/app/oracle/oradata/pdbseed/undotbs01.dbf
データファイル00006は、変更がないためスキップします
入力データファイル ファイル番号=00002 名前=/u01/app/oracle/oradata/pdbseed/system01.dbf
データファイル00002は、変更がないためスキップします
チャネルORA_DISK_1: 全ファイルがスキップされたため、バックアップは取り消されました
backupを19-10-09で終了しました

Control File and SPFILE Autobackupを19-10-09で開始しています
ピース・ハンドル=/u01/app/oracle/flash_recovery_area/CDB1/autobackup/2019_10_09/o1_mf_s_1021161604_gss93ntl_.bkp コメント=NONE
Control File and SPFILE Autobackupを19-10-09で終了しました

RMAN> 

BACKUP コマンドで「INCREMENTAL LEVEL 1」オプションを指定し、レベル1の差分バックアップを作成します。

RMAN> list backup;


バックアップ・セットのリスト
===================


BS Key  Type LV Size       Device Type Elapsed Time 終了時間
------- ---- -- ---------- ----------- ------------ --------
38      Incr 0  651.86M    DISK        00:00:11     19-10-08
        BPキー: 38   ステータス: AVAILABLE  圧縮: NO  タグ: TAG20191008T235800
        ピース名: /u01/app/oracle/flash_recovery_area/CDB1/backupset/2019_10_08/o1_mf_nnnd0_TAG20191008T235800_gss8zrqr_.bkp
  バックアップ・セット38のデータファイルのリスト
  File LV Type Ckp SCN    Ckp時間 Abs Fuz SCN Sparse Name
  ---- -- ---- ---------- -------- ----------- ------ ----
  1    0  Incr 1622068    19-10-08              NO    /u01/app/oracle/oradata/cdb1/system01.dbf
  3    0  Incr 1622068    19-10-08              NO    /u01/app/oracle/oradata/cdb1/sysaux01.dbf
  5    0  Incr 1622068    19-10-08              NO    /u01/app/oracle/oradata/cdb1/undotbs01.dbf
  7    0  Incr 1622068    19-10-08              NO    /u01/app/oracle/oradata/cdb1/users01.dbf

BS Key  Type LV Size       Device Type Elapsed Time 終了時間
------- ---- -- ---------- ----------- ------------ --------
39      Incr 0  336.85M    DISK        00:00:04     19-10-08
        BPキー: 39   ステータス: AVAILABLE  圧縮: NO  タグ: TAG20191008T235800
        ピース名: /u01/app/oracle/flash_recovery_area/CDB1/924B0C05583F0F21E0536538A8C0AC7D/backupset/2019_10_08/o1_mf_nnnd0_TAG20191008T235800_gss907xj_.bkp
  バックアップ・セット39のデータファイルのリスト
  コンテナID: 3、PDB名: PDB1
  File LV Type Ckp SCN    Ckp時間 Abs Fuz SCN Sparse Name
  ---- -- ---- ---------- -------- ----------- ------ ----
  10   0  Incr 1622076    19-10-08              NO    /u01/app/oracle/oradata/pdb1/system01.dbf
  11   0  Incr 1622076    19-10-08              NO    /u01/app/oracle/oradata/pdb1/sysaux01.dbf
  12   0  Incr 1622076    19-10-08              NO    /u01/app/oracle/oradata/pdb1/undotbs01.dbf
  13   0  Incr 1622076    19-10-08              NO    /u01/app/oracle/oradata/pdb1/users01.dbf
  14   0  Incr 1622076    19-10-08              NO    /u01/app/oracle/oradata/pdb1/usertbs01.dbf
  15   0  Incr 1622076    19-10-08              NO    /u01/app/oracle/oradata/pdb1/example01.dbf

BS Key  Type LV Size       Device Type Elapsed Time 終了時間
------- ---- -- ---------- ----------- ------------ --------
40      Incr 0  513.62M    DISK        00:00:10     19-10-08
        BPキー: 40   ステータス: AVAILABLE  圧縮: NO  タグ: TAG20191008T235800
        ピース名: /u01/app/oracle/flash_recovery_area/CDB1/9244C81101A57521E0536538A8C0E26D/backupset/2019_10_08/o1_mf_nnnd0_TAG20191008T235800_gss90hh1_.bkp
  バックアップ・セット40のデータファイルのリスト
  コンテナID: 2、PDB名: PDB$SEED
  File LV Type Ckp SCN    Ckp時間 Abs Fuz SCN Sparse Name
  ---- -- ---- ---------- -------- ----------- ------ ----
  2    0  Incr 1205992    19-09-11              NO    /u01/app/oracle/oradata/pdbseed/system01.dbf
  4    0  Incr 1205992    19-09-11              NO    /u01/app/oracle/oradata/pdbseed/sysaux01.dbf
  6    0  Incr 1205992    19-09-11              NO    /u01/app/oracle/oradata/pdbseed/undotbs01.dbf
  8    0  Incr 1205992    19-09-11              NO    /u01/app/oracle/oradata/pdbseed/users01.dbf
  9    0  Incr 1205992    19-09-11              NO    /u01/app/oracle/oradata/pdbseed/usertbs01.dbf

BS Key  Type LV Size       Device Type Elapsed Time 終了時間
------- ---- -- ---------- ----------- ------------ --------
41      Full    17.20M     DISK        00:00:00     19-10-08
        BPキー: 41   ステータス: AVAILABLE  圧縮: NO  タグ: TAG20191008T235838
        ピース名: /u01/app/oracle/flash_recovery_area/CDB1/autobackup/2019_10_08/o1_mf_s_1021161518_gss90yrz_.bkp
  SPFILEも含まれます: 修正時間: 19-10-08
  SPFILE db_unique_name: CDB1
  含まれている制御ファイル: Ckp SCN: 1622096      Ckp時間: 19-10-08

BS Key  Type LV Size       Device Type Elapsed Time 終了時間
------- ---- -- ---------- ----------- ------------ --------
42      Incr 1  320.00K    DISK        00:00:00     19-10-09
        BPキー: 42   ステータス: AVAILABLE  圧縮: NO  タグ: TAG20191009T000001
        ピース名: /u01/app/oracle/flash_recovery_area/CDB1/backupset/2019_10_09/o1_mf_nnnd1_TAG20191009T000001_gss93lb2_.bkp
  バックアップ・セット42のデータファイルのリスト
  File LV Type Ckp SCN    Ckp時間 Abs Fuz SCN Sparse Name
  ---- -- ---- ---------- -------- ----------- ------ ----
  1    1  Incr 1622184    19-10-09              NO    /u01/app/oracle/oradata/cdb1/system01.dbf
  3    1  Incr 1622184    19-10-09              NO    /u01/app/oracle/oradata/cdb1/sysaux01.dbf
  5    1  Incr 1622184    19-10-09              NO    /u01/app/oracle/oradata/cdb1/undotbs01.dbf
  7    1  Incr 1622184    19-10-09              NO    /u01/app/oracle/oradata/cdb1/users01.dbf

BS Key  Type LV Size       Device Type Elapsed Time 終了時間
------- ---- -- ---------- ----------- ------------ --------
43      Incr 1  208.00K    DISK        00:00:00     19-10-09
        BPキー: 43   ステータス: AVAILABLE  圧縮: NO  タグ: TAG20191009T000001
        ピース名: /u01/app/oracle/flash_recovery_area/CDB1/924B0C05583F0F21E0536538A8C0AC7D/backupset/2019_10_09/o1_mf_nnnd1_TAG20191009T000001_gss93mg7_.bkp
  バックアップ・セット43のデータファイルのリスト
  コンテナID: 3、PDB名: PDB1
  File LV Type Ckp SCN    Ckp時間 Abs Fuz SCN Sparse Name
  ---- -- ---- ---------- -------- ----------- ------ ----
  10   1  Incr 1622187    19-10-09              NO    /u01/app/oracle/oradata/pdb1/system01.dbf
  11   1  Incr 1622187    19-10-09              NO    /u01/app/oracle/oradata/pdb1/sysaux01.dbf
  12   1  Incr 1622187    19-10-09              NO    /u01/app/oracle/oradata/pdb1/undotbs01.dbf
  13   1  Incr 1622187    19-10-09              NO    /u01/app/oracle/oradata/pdb1/users01.dbf
  14   1  Incr 1622187    19-10-09              NO    /u01/app/oracle/oradata/pdb1/usertbs01.dbf
  15   1  Incr 1622187    19-10-09              NO    /u01/app/oracle/oradata/pdb1/example01.dbf

BS Key  Type LV Size       Device Type Elapsed Time 終了時間
------- ---- -- ---------- ----------- ------------ --------
44      Full    17.20M     DISK        00:00:00     19-10-09
        BPキー: 44   ステータス: AVAILABLE  圧縮: NO  タグ: TAG20191009T000004
        ピース名: /u01/app/oracle/flash_recovery_area/CDB1/autobackup/2019_10_09/o1_mf_s_1021161604_gss93ntl_.bkp
  SPFILEも含まれます: 修正時間: 19-10-08
  SPFILE db_unique_name: CDB1
  含まれている制御ファイル: Ckp SCN: 1622195      Ckp時間: 19-10-09

RMAN> 

RMAN> list backup summary;


バックアップのリスト
===============
Key     TY LV S Device Type 終了時間 #Pieces #Copies Compressed Tag
------- -- -- - ----------- -------- ------- ------- ---------- ---
38      B  0  A DISK        19-10-08 1       1       NO         TAG20191008T235800
39      B  0  A DISK        19-10-08 1       1       NO         TAG20191008T235800
40      B  0  A DISK        19-10-08 1       1       NO         TAG20191008T235800
41      B  F  A DISK        19-10-08 1       1       NO         TAG20191008T235838
42      B  1  A DISK        19-10-09 1       1       NO         TAG20191009T000001
43      B  1  A DISK        19-10-09 1       1       NO         TAG20191009T000001
44      B  F  A DISK        19-10-09 1       1       NO         TAG20191009T000004

RMAN> 

LIST コマンドでレベル1の差分バックアップが作成されていることを確認します。

まとめ

増分バックアップを計画することで、バックアップ時間の短縮、リカバリ領域の節約などのメリットが得られます。

リストア/リカバリする際には、レベル0のバックアップを適用してからレベル1の差分バックアップを適用していくフローになるので、単純な全体バックアップの適用に比べると時間がかかります。

メリット・デメリットを考慮して、増分バックアップを計画する必要があります。

【Oracle】RMANによる増分バックアップ計画
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